事業で整備する機器により行う教育プラン及び他大学等への貢献について

①感染と免疫のコンボ検査

最大1,000検体/日のPCR・抗原検査体制に,感染防御力を表す中和活性検査体制(本学と県衛生研究所共同開発,変異株対応,700人/週の測定実績)を整え,“うつさない”と“うつされない”を同時評価し,コロナ病棟や救急の最前線実習であっても安心・安全を提供する。

②認定学生による地域感染制御実践

養成職種問わず大学が連携して検査アドバイスの教育を行い,達成レベルに応じて到達認定を行う。認定学生は,専門医等の監督の元,本事業のコンボ検査マネジメントにも関わり,僻地実習での地域住民向けの感染症相談や一般向けの感染制御啓発活動で,実践的な学修を積む。

③分野を超えたシームレス支援

教育分野を問わず,医療・理系・文系で行われるフィールドワーク,教育実習,課外活動など必要場面での検査を支援する。県外を含めて大学院・大学・高校・中学・小学等向けには連絡窓口を設け,検査から実習等の円滑な実現を支援する。